養秀同窓会
修学旅行事始め
修学旅行事始め:大正8年卒業生の県立一中時代の修学旅行記念写真。<br>日光東照宮で写している。
大正8年卒業生の県立一中時代の修学旅行記念写真。
日光東照宮で写している。
生徒にとって最も楽しく思い出多い学校行事の一つがこの修学旅行である。
それが初めての土地であるならなおさらのこと、見る物聞くものすべてが珍らしく見聞を広めるのに大いに役立つ。文字通り「百聞一見にしかず」の勉強になり、生徒に自信を与えることにもなる。

本校の最初の修学旅行は、まだ「沖縄県尋常中学校」と呼ばれていた明治27年(1894年)5月、京阪地方に行われ、第三高等学校も訪問して大歓迎を受ける。
時代は頑固党(親中国派)と開化党(親日派)が対立し、同年8月1日の日清戦争ぼっ発で、清国の勝利を願う者も出てきて児玉喜八校長(師範学校長兼任)が生徒に「義勇団」を結成させたりしている。

修学旅行団は当時の三高の校内誌によると歓迎会で三高生と一緒に「天皇陛下万歳、大日本帝国万歳」を“三呼“、三高側の歓迎のあいさつに対し5年生の久場景述が一行を代表して「内地の文物を観察して同化の作用を強くしたい」むね、謝辞と共に旅行目的を述べたとある。
また「(席上)茶菓出でたり、主客ことごとく入れ交り、約南孤島の志子と関西中心の壮夫、番茶を飲み菓子を喰い手を握って談笑す。ああこれ何たる聖代の快事ぞ」と沖縄中学生来賓一同の訪問を最大級の賛辞をもって歓迎している。
ここで初めて「ベースボール」の試合を見学、説明を受け、用具を贈られる。同年8月には那覇市渇原で野球の紅白試合を催すが、これが沖縄での野球の始まりであった。
明治30年(1897年)には九州に旅行、翌年から例年の行事となる。

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